6月5日、岐阜県郡上市の高鷲叺高原スポーツ広場で開催された第6回タグフットボール全国大会。
昨年日本一を獲得し、連覇を懸けた大会でもあるSouth Ikebukuro Rabbitohsは、東日本予選で得た出場権を持って大会へ出場。
初戦は愛知県一宮を拠点とする138 Sharks。
トーナメントということもあり、負けると連覇の夢が潰える緊張感が漂う中、その空気を壊したのはキャプテン【YUKI】であった。
中央での崩しからダミーハーフに入った【KURO】が持ち出し【TOMOHIRO】へ。
【TOMOHIRO】が相手を引きつけライン際で待つ【YUKI】に冷静にパス。
そのままトライゾーンに飛び込み2点を先制!(※女子選手は2点)
このトライが口火となり、Rabbitohsは愛知県の強豪を相手にトライを重ねてゆく。
終わってみれば15-0。
大会の入り方を重視していたRabbitohsは幸先の良いスタートを切ることができた。
続く準決勝。相手は西日本予選を1位で通過した大阪の強豪TAG AZUL。
試合開始直後、【KENTA】からのパスを受けた【TOMOHIRO】がビッグゲイン。
ゴール前へ迫ると、サインプレーから【NAOCHIN】が中央を切り裂き先制トライ!
対するTAG AZULもボールを大きく展開しRabbitohsのDFを揺さぶる。
しかし、この日のRabbitohsは全員の集中が途切れることはなかった。
独走を許しても2人の【KEI】が驚異的な戻りでタグを奪取。
自陣ゴール前まで迫られても全員が規律を乱すことなく耐え凌ぐ。
マイボールにすると、【FUTOSHI】の仕掛けを中心にトライを量産。
18-4という結果で決勝進出を果たすことができた。
いよいよ日本一を懸けた決勝戦。
相手は同じく東京を拠点とするTAG WOLVES。東京決戦となった。
互いをよく知る両チームだが、試合は序盤から動いた。
相手のキックからマイボールとなり、ショートサイドを【TOMOHIRO】が個人技で抜ききり中央へトライ!2点を先制。
その後【JIRO】も中央突破からボーナスボックスへトライ。4-0となり試合を優位に運ぶ。
その後相手にトライを許すも、【YUCHI】が相手とのミスマッチをつき追加点。前半を5-1で折り返す。
後半に入ると【FUTOSHI】の正確なキックが50/10ルール適用となり、チャンスを拡大。
その後自らボーナスボックスへとトライし、7-1。
【KENTA】からのショートパスに【YUCHI】が反応。巧みなステップで相手をかわして8-1となるトライ。
TAG WOLVESに個人技から1点を返されるも、【FUTOSHI】からのノールックショートパスに【リトルKEI】がスピード良く駆け抜け9点目となるトライで勝負あり。
最後までアタックをし続けフルタイム。
TAG WOLVESとの決勝戦を9-2で勝利し、2年連続の全国大会優勝を飾った。
大会MVPは巧みなステップと状況判断でチームを牽引した【FUTOSHI】が獲得。
しかし、Rabbitohsは昨年の大会からスキル・戦術共にビルドアップの成果が見え、全メンバーがトライに絡み、DFでも役割を果たし続け、全員が輝いた大会であった。
尚、大会の準決勝・決勝は開催地の郡上ケーブルテレビにて放送予定。
【大会結果】
初戦 :vs 138 Sharks(愛知)15-0
準決勝:vs TAG AZUL(大阪)18-4
決勝 :vs TAG WOLVES(東京)9-2
【出場メンバー】
<MIDDLE>
KENTA
KURO
リトルKEI
SUZU
<ROVER>
YUKI
SATOSHI
YUCHI
ビッグKEI
<LINK>
NAOCHIN
FUTOSHI
VILLY
<WING>
SHOMA
JIRO
SEIYA
TOMOHIRO
<SUPPORT>
NON-chan
RINO